骨とビタミン、カルシウムバランスを保つこと

骨も他の体組織と同様に、常に新しく入れ替わっています。それは骨芽(こつが)細胞と破骨(はこつ)細胞がバランスをとって骨を正常に保っているのです。破骨細胞が古い骨を壊したり、体組織にカルシウムを供給する作業をし、その後を追うように骨芽細胞が骨をつくり出します。

この周期は約三ヶ月。骨の破壊と再生は骨芽細胞の監督支配下に行われるもので、この細胞も加齢と共に数が減り骨の脆弱化を招く要因です。骨も生きています。

年を取ると骨を構成している細胞の数も減り、その活性も弱くなります。しかし、その活性を補う栄養摂取や運動など、骨形成を起こしやすい環境をつくれば、骨粗しょう症などの予防が可能です。

カルシウムについて

何かと話題になるカルシウムですが、食品などから摂取しても体内に取り込まれるには、ビタミンの手助けが不可欠です。カルシウム不足は骨粗しょう症、高血圧、動脈硬化のほか、イライラの原因にも関係しています。

体内のカルシウム全体量は、
貯蔵カルシウム(骨、歯)が99%を占め、
機能性カルシウム(血液、筋肉に存在)1%
※ 機能性カルシウムが不足すると、骨から補う仕組みがあります。( ビタミンK、Dが関与)

一日の摂取量700mgを食品で摂ると

  • 煮干し(大22~23尾:32g)
  • ひじき(乾燥もの:2カップ弱、50g)
  • 牛乳(コップ約3杯:700g)

骨とビタミン:体内のカルシウムバランスを保つ

ビタミンDの働き

腸でのカルシウムの吸収をよくします。
血液中のカルシウムを骨まで運搬するのを補助。
カルシウムが骨へ沈着するのを助けます。

骨との関係

筋肉中のカルシウムが不足すると、ビタミンDと 各種ホルモンが骨からカルシウムを取り出す働き をします。
※筋肉の収縮にカルシウムは不可欠です。
一日の摂取量:100IUを食品でとると

  • かつお(刺身で2切れ:25g)
  • いわし(1/3尾、29)
  • 焼きもの(約1/2尾)
  • まぐろ(赤身刺身で約5切れ:48g)
  • 干ししいたけ(5~6個:16g)

ビタミンKの働き

血液凝固に働くタンパク質合成に必要なビタミン。
コラーゲンの形成をビタミンCと共に補助します。
骨の石灰化にも関係しています。

骨との関係
骨からカルシウムが出ていくのを抑える働きに関係しています。ビタミンDと反対の作用です。

一日の摂取量65μgを食品でとると

  • 納 豆(ひとくち:7.5g)
  • ほうれん草(約1/6束:28g)
  • ブロッコリー(約3枝:28g)
  • きゅうり(一本半弱・・・ 130g)
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